トップページ 商品カテゴリー 企業情報 問い合わせ サイトマップ

企業情報

企業情報TOP > 新卒採用コンテンツ > Seven Theses


“Seven Theses”は、1991年にセイワ株式会社が当時の社員と未来の社員に向けて発行した小冊子です。

第六章
商品開発
Good design, Good product, Good performance



フェラーリのバカバカしさから、
学ぶもの。




世にフェラーリというクルマをつくる会社がある。真のスポーツカーづくりにおいてこれほど誉れ高い自動車メーカーもない。ここでフェラーリの素晴らしさを語るつもりなど毛頭ないが、そのバカバカしいほどに潔い“商品づくり”は研究に値するものだ。クルマを輸送機器、トランスポーターだと考える人にとって、背中でがなりたてる12気筒は騒音以外の何者でもないが、速く美しく走る喜びを知った人にとってのそれは、フェラーリミュージックとも呼ばれる心酔のサウンドになる。無理をしない。欲張らない。いつも純粋に、明快に。そして、最高を。ここにフェラーリの哲学がみえる。ひょっとしたら、これは人生の教訓そのものではないか?







 グッド・デザイン、グッド・プロダクト、グッド・パフォーマンス。つまり商品は、デザイン、品質、機能の3つの要素だけしっかりと考えてつくればいい。セイワはそう考えている。自慢するほどのことでもないあたりまえさなのだが、身のまわりにあふれたモノを見据えてみるとこれがあんがい盲点!
 まずデザイン。これはBM業界を広く社会にアピールしていくためと、業界の地位向上のためにすぐれたものを。そして、品質。家庭用ではなく、プロフェッショナルが使うのだから耐久性のあるしっかりしたものを。最後に機能。その商品を使うことで得られるメリット、作業効率、作業精度の改善などが期待できるものを。以上。話は簡単だ。

 セイワは十数年前、ワンタッチモップという、モップとハンドル(柄)が簡単に分割できるシステムで特許を得た。この商品は、売れた。従来の分割できないタイプなら、10人の作業現場でひとりが3枚のモップを必要な場合、都合30本の柄付きモップ(?)を用意していくことになる。ワンタッチモップならハンドルは10本ですむ。加えて、モップ糸は汚れるたびに新しいのをどんどん使い、作業後にすべてまとめて洗うという新作業法を提案。ウケたの、なんのって。
 商品開発はアイデアが基本だ。他者と同じものを商品化して、“アソコより5円安いですよ” なんて商売だけは絶対にしたくない。



表紙
第一章
経営理念と経営目標
第二章
BM業界検証
第三章
事業概要
第四章
人と組織
第五章
仕事の価値観
第六章
商品開発
第七章
未来
表紙 1 2 3 4 5 6 7

ページのトップへ
Copyright(c)2012 SEIWA Co.,Ltd. All rights reserved.