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“Seven Theses”は、1991年にセイワ株式会社が当時の社員と未来の社員に向けて発行した小冊子です。

第一章
経営理念と経営目標
いつも顧客の笑顔が見えているか



ちっぽけでも、世界にひとつ。




君は誰だ。何者だ。ほら、ちゃんと答えてごらんよ。僕らが生きているこの地球にはそれこそ40億人以上もの人間がいて、少しくらいカッコよくても、頭がよくても、40億人のなかじゃ君の顔は埋もれて見えないぞ。「人並み」にがんばろう、なんて言葉を使うな。なんでもかんでも人並みを基準に生きてきた君の愚かしさを知れ。いいか、君の顔に似ているヤツはいっぱいいるが、やっぱり君は君ひとりしかいないんだぞ。そして、君はこれからもずっと君の心とからだでしか生きていけないんだぞ。今日からだって遅くはない。ちっぽけでも、世界に二人といない君自身になろう。







 スポーツにもギャンブルにも、勝ち方というものがある。プロセスは問わない、結果がすべてという世界もあるが、それは大体において野蛮人が支配する暗黒世界の理屈だ。セオリーにのっとった末の勝ちが理想、とする向きもあるが、それとてまるで某球団の野球みたいでつまらない。要は、納得できる勝ち。周囲が納得するのはもちろん、自らがいちばん納得できる勝ち方がいい。そして、ここからが肝心。納得できる勝ち方というのは絶対にひとマネからは生まれないものなんだ。勝つと言う目標に沿って、そのためにどんな要素が必要なのか、いま自分が持っている力に向き合い、検証する。足らないところは補い、充分だと思うところもさらに磨きをかける。そうして近道を焦らず、たとえ遠回りでも、セオリーに反しても、自分自身の判断で勝つための方法を決定するのだ。あとは実行あるのみ! やがて美しい勝利がやってくるだろう。と、そう信じる。



 舞台は企業だ。企業にとっての“勝利”を具体的に定義するのはむずかしい。どうしても絵空言のような表現になってしまう。それをなんとか言葉にすれば、顧客の笑顔ということになる。笑顔というのは、信頼と支持だ。長期にわたって笑顔の関係を維持していくことが、企業にとっての勝利。セイワにおいて、この勝利の概念こそイコール経営理念である。一方、経営目標は、最終的に企業がどうあるべきかを規定するもの。山に登るのと同じで、頂点はどこにあるかということだ。これは、セイワが企業として社会に発生した以上、永遠に継続させていくことに尽きる。山の頂点の発想からはイメージしにくいが、そういう以外にない。退屈なお話かもしれないが、セイワの勝利、つまり経営理念と経営目標はそこにある。繰り返すが、その勝利と勝利に至るまでのプロセス(勝ち方)は絶対にひとマネであってはいけない。ちっぽけでも、世界にひとつ。強烈な個性を持って世界にアピールする存在感がなければならないのだ。
表紙
第一章
経営理念と経営目標
第二章
BM業界検証
第三章
事業概要
第四章
人と組織
第五章
仕事の価値観
第六章
商品開発
第七章
未来
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